2012/04/18

別冊 シコウノート -SteerMouseのライセンス購入といろいろな設定-

はじめに

 元Windowsユーザーの俺は、iMacに移行しても昔使っていたマウスをそのまま使おうとしました。家に余っていたマウスがあったので、それをそのまま使おうと思ったのです。

 しかし、普通に売っている多ボタン式マウスの、ブラウザの「進む+戻る」機能がMac OSでは使えないのです。ドライバもWindowsのみの対応で、Macでは使えません。SpacesやExposéは割り振ることもできますが、俺が多ボタンに求めるのはそこじゃないんです。

 そんな悲嘆にくれている俺が見つけたのが「SteerMouse」でした。これはマウスの各ボタンにショートカットを割り当てることができるMac用のアプリで、これを使ってサイドボタンに「⌘+]」と「⌘+[」を割り振ることにより、ブラウザやファインダーで「進む+戻る」が使えるようになりました。

 ただ、このSteerMouse、シェアウェアなのです。無料版でも同じ機能は使えるのですが、30日限定なのです。一応30日ごとにアンインストール+インストールすればまた使えるんですが、さすがにめんどくさい。と、そんな折、MacBookを買い、こちらでも普通のマウスを使いたいなと思いました。そこで、ちょうどいい機会なんで、SteerMouseのライセンスを購入することにしました。1つライセンスを買えば自分の複数台のパソコンに使えるらしいですし。実は、無料版のあるシェアウェアを購入したのはこのSteerMouseは初めてだったんですよね。というわけで、この日記ではこんな俺に「金を払ってもいい!」と思わせたSteerMouseの紹介をしたいと思います。

導入

 ダウンロードは公式サイトのダウンロードのページから行います。インストールしたらパソコンの再起動が促されて、再起動すると使えるようになります。システム環境設定にアイコンが追加されて、そこから起動することができます。



 基本的な設定は俺はこんな感じにしていて、Windowsのときと同様に親指で「進む+戻る」ができるようにしています。ボタンは最大で16個まで登録できるんで、ゲーミングマウスとかでも大丈夫です。どのボタンになにを割り当てたかも画面上でクリックすることですぐに確認できるので便利です。ホイールのスピードの変更とかもチルトホイールは俺には関係ないんでデフォルトのままですw もちろん、変更できますよ。

 各アプリごとに設定を変更することもできます。上の画像はmiでの設定です。テキストエディタのmiでは「⌘+[」に「戻る」を割り振っても意味がないんで、「⌘+Shift+[」で左のタブに移れるようにしています。カーソルのスピードとかもアプリごとに変更できるんで、例えば画像の加工の際はポインタのスピードを遅くして細かい作業をしやすくすることもできます。

 有料版への移行についても簡単に説明します。ライセンスを購入したらSteerMouseの「ヘルプ」から「登録コード入力/確認」でライセンスコードを入力することで有料版に移行になります。2100円+手数料ですが、ずっと使うことを考えたら高い買い物ではないと思います。

おわりに

 MacにはMagic MouseMagic Trackpadなど、便利なマウスがありますが、「俺はこのマウスが使いたいんだ!」ってのがある人もいると思います。でも、「Mac用のドライバがなくて、本来の機能が使えない……」って人もいると思います。そんな人にとってこのSteerMouseが手助けになると思います。先程も述べたとおり無料版もあるので、まずはお試しで使ってみるといいんじゃないでしょうか。

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